[日本語Alexa] スキルの「非公開」及び、「停止」をやってみました。
1 はじめに
CX事業本部の平内(SIN)です。
何らかの事情で、スキルの公開を一時的に停止したいことがあるかも知れません。
今回は、既に公開中のスキルを「非公開」及び、「停止」して、再び「公開」に遷移させるのに必要な時間を確認してみました。
作業な内容は、下記の公式ドキュメントのとおりです。
スキルをテストして認定を申請する
2 停止
公開中となっているスキルを停止してみます。
スキル一覧のアクションで「停止」を選択します。
理由の入力と、処理をすすめるかどうかの確認ダイアログが表示されるので、「停止」をクリックします。
スキルの一覧のステータスは、「公開中」のままで、直ちには変化しません。
数分(5分程度)待つと、ステータスは、Removedとなりました。
「削除」となったスキルは、ストアで公開されなくなります。また、既にスキルを有効にしているユーザーも利用できなくなります。
3 非公開
公開中となっているスキルを非公開にしてみます。
スキル一覧のアクションで「非公開」を選択します。
理由の入力と、処理をすすめるかどうかの確認ダイアログが表示されるので、「非公開」をクリックします。
スキルの一覧のステータスは、「公開中」のままで、直ちには変化しません。
こちらも、数分(5分程度)待つと、ステータスは、Hiddenとなりました。
「非公開」となったスキルは、ストアで公開されなくなり、新たなユーザーが利用開始することはできなくなりますが、既にスキルを有効にしているユーザーは、そのまま利用可能です。
4 公開
「停止」及び、「非公開」としたスキルを、再び「公開」にするには、どちらも、初めて公開するときと同じように、「申請」して「認定プロセス」に合格する必要があります。
続いて、スキルの内容を一切変更せずに、どれぐらいで、再び公開となるかを確認してみました。
(1) 「非公開」スキル
「非公開」にしただけのスキルは、4時間ほどで公開となりました。
(2) 「停止」スキル
「停止」したスキルは、約8時間で公開となりました。
5 最後に
今回は、公開中のスキルを「非公開」「停止」して、再び「公開」に遷移させる手順を確認してみました。
「非公開」及び、「停止」への遷移は、殆ど直ちに行うことが出来ますが、再び「公開」とするためには、認定プロセスに合格する必要があるため、一定の時間が必要です。
結果として、約4時間と約8時間になりましたが、あくまで、これは、試した一例に過ぎず、認定プロセスは、基本的に数日を要すると案内されています。
「公開」へステータスを変えることは、直ちには出来ないので、運用では、その点への配慮が必要だと思います。